音楽には様々なメロディがあります。
そしてメロディはスケール(音階)・アルペジオ(分三和音)・リズムの3つ要素で構成されている場合がほとんどです。
今回はその3つのうちのスケールについてやっていきましょう。
どんなメロディにも必ずスケールは含まれるから演奏する時に困らない様に練習していこう!
スケール練習のメリット
スケール練習のメリットを考えてみましょう。
- 譜読みがはやくなる
- 演奏が安定する
- 練習のバリエーションがつけやすい
こんな感じでしょうか?それぞれを詳しく見ていきます。
「譜読みがはやくなる」
スケールの形とパターンをしっかりと体に覚えさせていると初めて見た楽譜をパッと演奏できるスキルが身に付きます
「演奏が安定する」
音階とはその字のごとく音の階段ですよね?
色んな会談の段差の高さを正確に登れるという事は音程の間隔が一定になっていくという事なので
音程が良くっていくという事になります。
「練習のバリエーションがつけやすい」
スタッカートやスラー、テヌート等々の色々なバリエーションで練習する事によって表現の幅が広がる事につながります。
いよいよ実践的な練習になってきましたね。
ただ練習するんじゃなくて何の為に練習しているのかをもう一度思い出しながら練習していこう!
スケール練習
今回は世の中にたくさんの練習課題がある中から3種類の練習を選んでみました。
この3種類の練習がしっかりと出来れば、いざメロディーを演奏そるという時に困る事はほぼ無くなると思います。
まずは自分の出来るテンポを探して、メトロノームを使い一定の速さで演奏できるようにします。
出来るようになってきたら、早く・遅くと色んなテンポで練習してみましょう。
余裕が出てきたら短調も練習してみて下さい。
それぞれのスケールの「ミ」と「ラ」の音を半音下げれば短調の音階になるよ!
オーソドックスなパターン
まずはオーソドックスなパターン。
音が高すぎて吹けない時はオクターブ下げてやってみて下さい。
3度進行
今度は3度進行。だんだんと難しくなってきますよ♪
これも難しければオクターブ下げてやってみましょう。
跳躍型
跳躍の課題です。ここまで出来れば…
これも難しければオクターブ下げて…
世の中には探せば色々な課題があります。ホルンでは難しすぎるものもあるので、今の自分では少し難しい位の課題を探してやってみて下さい。
まとめ
基礎練習は本当につまらないと感じる人が多いと思います。私もそうです。
しかし、やればやるほど今まで難しいと感じていた曲がそうでなく感じる事に自分自身でびっくりすると思います。
基礎練習だけやればOKという物でもないので、色んな練習の中の1つとして日々の練習の課題の一つに組み込んでいって欲しいです。
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