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ホルンの簡単メンテナンスガイド:手軽さと効果を両立させよう!

メンテナンス

世界的なアスリートだって体のケアは重要です。

車だって電車だって飛行機だってメンテナンスは大切です。

もちろんホルンにもメンテナンスは必要ですよ。

今回はホルンのメンテナンスについて解説します。

メンテナンスするの面倒くさいですが、必要頻度とやる事をまとめてみました。

メーカー推奨でない事も含むかもしれませんが、20年以上ホルンを吹いてきた経験から手軽さとコスパを考えてみました。

通販でも簡単にメンテナンスグッツが手に入ります

かずお先生
かずお先生

今回は安く手軽にメンテナンスしていくよ!




練習前後の毎日するメンテナンス

毎日の練習後に必ずやってほしいメンテナンスです。

マウスピースを洗う

本当にやってほしい。私事なんですが、マウスピースの掃除をサボるとヘルペスが出来ます。

やはり直接唇に触れるところなので清潔にしてほしいですね。

100均に売ってるパイプを洗う棒を使ってやります。ハンドソープとかで十分綺麗になります。

口に密着するところなので、洗浄後はしっかりとすすいでください。

ヤマハ等に売ってる専用ブラシでも良いのですが、結構なお値段します…

ブラシ部分は金属の様に硬い物は避けましょう。

抜き差し管の中の水分除去

この作業は管の中の錆防止にも効果があります。真鍮も金属なので水がずっとある状態だと錆びてきます。

ホルンは管がくねくねしてるので色んな所に水が溜まります。

出来るだけ管の中が乾燥するようにしっかりと水を出してからケースにしまいましょう

2週に1度のメンテナンス

マウスパイプの掃除

マウスパイプの掃除にはヤマハのフレキシブルクリーナーSというブラシを使います。

こんな感じのブラシを使います

マウスパイプの先端から突っ込んで

チューニング管の方から出てきます

口の中の見えない汚れがどうしてもマウスパイプの中にたまってしまいます。

放っておくとヘドロ汚れの様に管の内壁にこびりつきます。

毎日は大変なので2週に1度はやっておきたいですね。

これはいつもの歯磨きみたいな感覚です。

かずお先生
かずお先生

食事後に歯を磨かないで演奏する人は週に1度に掃除する方がいいかも…

ロータリーオイル

ロータリーはサラサラしたオイルで満たされているほうが良いのでロータリーオイルを使うときは要注意

絶対にスライドグリスに付かない様に垂らしてください。

スライドグリスがロータリー内に入るとキーが重くなったり最悪の場合、押しても戻ってこなくなります。

直接ロータリーに当たるように使うために細長いさし口(金属の棒)が付いてるロータリーオイルがおすすめです。

ロータリーのキャップを外して中の軸の部分にさします

抜き差し管をとった状態でロータリーの内部にめがけてさします

赤丸の部分にもさしておきます

かずお先生
かずお先生

先生はヘットマンのローターオイルを使ってるよ

月に1度

抜き差し管のグリスアップ

だんだんと動きが悪くなってくるので定期的にグリスを塗り替えてください。

写真はティッシュですがガーゼが用意できるならそっちの方が良いです。

棒に巻き付けて準備万端

管の中の汚れたグリスを拭き取っていきます。

…汚いですね。こんな感じで汚れを拭き取って下さい。

グリスは先端の方の2㎝くらい塗れば十分です。

この様に余ったグリスがあふれ出てくるので拭き取って完了です。

スライドグリスは1度きれいに拭き取ってから新しいものを塗りなおしましょう。

管の内側は棒にガーゼを巻いて突っ込んで拭き取ります。

かずお先生
かずお先生

スライドグリスがロータリーの内部に入ると動きが鈍くなるから吹き取った棒の先端がロータリーに当たらない様に注意だよ!

どんな頻度でもいいからやってあげて欲しい

楽器を綺麗に拭いてあげる

いつもたくさんの素晴らしい音を出してくれる楽器。

「いつもありがとう」の気持ちを込めながらピカピカにしてあげてください。

かずお先生
かずお先生

きれいなホルンを吹いてるとやはり気持ちも晴れやかになるよね!

まとめ

ロータリーに関してはオイルをさしてメンテナンスしていても動きが鈍くなってしまう時もあります。

ロータリー内部は専門知識がある人にお任せする方が良いと思うので、楽器屋さんリペア工房に持って行って直してもらいましょう。

調子の良いホルンを持って素敵な音楽を奏でてください!

※この記事は、消費者庁国民生活センター等の情報も参考にして作成しています。

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