ホルンの発音について悩んでる多くの人がまずは「タンギング」で問題解決しようとするみだいです。
100%間違いではないのですが、私としては違うアプローチをする方が解決までが早いと思うのですこし一緒に考えてみましょう
- 発音するとプルプルって感じになる
- すごく硬い音がするって言われる…
- もっとはっきり吹け!って言われる。
こういう悩みを持ってる人は是非最後までおつきあいください。
ほとんどの人が勘違いしてる音の発音
まず、音の発音についてたくさんの人が勘違いしてる事のひとつが、
良いタンギングをすれば良い発音になるという事です…
確かに発音には良いタンギングが必要なのですが、それだけでは足りない事を説明していきます。
かずお先生
このままでは50点というところでしょうか?
ホルンの音が出る仕組みから発音を考える
ホルンの音は「息」が「くちびる」を通過する時にぶるぶると震える事で音が鳴ります。
なので、「くちびる」が震えるだけの「息」を送れば音が鳴るのですが、「タンギング」に頼りすぎると瞬間的に多くの「息」を「くちびる」に送ってしまう結果になって発音が、破裂音になったりプルプルといった濁った音になってしまう事になります。
かずお先生
必要な時に必要な分だけ「息」が「くちびる」を通過する事が大切なんだね!
綺麗な発音のための練習方法
まずは、タンギングをしないで音を出してみて下さい。
ノータンギングで発音する時に、出来るだけクリアな発音が出来る様にしてみて下さい。
ある程度、発音がまとまってきたら今度はタンギングで音の形を整えてみましょう。
その時のタンギングはあくまで「音の形を整える程度」で。
かずお先生
タンギングで使う舌は添えるだけ!
まとめ
発音する事をタンギングに強く頼らずにできる様になると、色んな発音(柔らかい発音、はっきりとした発音、激しい発音)等の発音が出来る様になってきます。
ここまでできる様になると、色んな表現ができる様になってくるし、ますます演奏する事が楽しくなってくると思います。
是非、きれいな発音で周りの人を魅了してください!
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